ラムネの飲み方公演 メンバーの直訴によって実現したセットリスト
更新日:2020/03/16
「ラムネの飲み方」公演は、高柳明音率いるSKE48チームKIIのオリジナル公演だ。
この公演は、チームリーダーだった高柳明音が、AKB48選抜総選挙の際に「私たちに(オリジナル)公演をやらせてください!」と、秋元康プロデューサーに直訴したことで実現した。
その後、色んなチームのメンバーが何度かオリジナル公演を直訴したが、2020年現在、メンバーの直訴によって実現した唯一の公演となっている。
ラムネの飲み方公演 特徴
花道問題
ラムネの飲み方公演では、ステージのセンター花道(でべそ)が設置され、花道を使う演出が多い。
花道にメンバーが出てくると、客席の真ん中にメンバーが入るため、後ろの席のお客さんにはうれしい趣向だった。
ただ、花道を設置すると座席数が少なくなるため、チケットが取りにくいと言う問題も起こった。
兆し
ラムネの飲み方公演は、真っ赤な衣裳を着たメンバーが、舞台の左右から腿上げ行進して入ってくるところから始まる。
Overtureが終わった後に、誰も舞台に居ない公演は珍しくて、ラムネ公演の特徴の一つとなっている。
腿上げを、いかに高くして登場するかが、一つの見所になっている。
孤独なバレリーナ
また全体曲後半には、孤独なバレリーナという、バレリーナを題材にした曲がある。
この曲は白いバレエ風衣裳なのだが、着替えに時間がかかる。
そのため曲の2番になると7人のメンバーが捌けて、次の曲の衣裳に着替える。
舞台では、プリマドンナ役の一人と残りの8人のメンバーが踊り、プリマドンナが先に捌けて、残りの8人で最後まで踊る。
次の曲のイントロが流れ出すと、最初に捌けて着替えた7人が入れ替わりで登場して歌い出し、全員が着替えて揃うのは、曲の2番からになる。
ダブルアンコール
ラムネの飲み方公演では、ダブルアンコールがあって、シングル曲メドレーを披露する。
チームKIIの3rd公演ではシングル曲5曲メドレーだったが、5th公演では7曲メドレーで、メンバーは最後の力を振り絞るのも特徴の一つ。
ラムネの飲み方 公式動画
アルバム発売時の紹介動画です。
ラムネの飲み方公演 セットリスト
本編
- 兆し
- 校庭の仔犬
- ディスコ保健室
- お待たせSet list
- クロス
- フィンランド・ミラクル
- 眼差しサヨナラ
- 嘘つきなダチョウ
- Nice to meet you!
- 孤独なバレリーナ
- 今 君といられること
- ウイニングボール
- 握手の愛
クロス、フィンランド・ミラクル、眼差しサヨナラ、嘘つきなダチョウ、Nice to meet you!は、ユニット曲。
アンコール
- ボウリング願望
- 16色の夢クレヨン
- ラムネの飲み方
ダブルアンコール
この公演では、ダブルアンコールがあって、オレンジ色のオーバーコートを着て、シングル曲メドレーを披露する。
- 青空片想い
- 1!2!3!4! ヨロシク!
- ごめんね、SUMMER
- バンザイVenus
- パレオはエメラルド
ラムネの飲み方公演曲の豆知識
孤独なバレリーナ 豆知識 その2
ラムネの飲み方公演の「孤独なバレリーナ」は、プリマドンナ役が一人登場して、バレエを披露する。
このポジションには、KIIメンバーのバレエ経験者が入る。
しかしコンサートで披露される場合は、違うチームの須田亜香里(3期生)がプリマドンナ役を務める事が多い。
大箱のコンサートの場合は、3人くらいのプリマドンナ役が登場するのだが、須田は必ずセンターに入る。
殆どラムネの飲み方公演に出たことがない須田が、なぜこの役をコンサートであてがわれるのか。
実は須田はバレエ経験が10年以上あり、手足も長いため映える。
所属バレエ団の全国大会で、2位になった実力もあるため、KIIのレギュラーのプリマドンナ役を差し置いてこの役をする。
因みにSKE48が初めてNHK紅白歌合戦に出場した際にも、パレオはエメラルドの曲中に、グランフェッテというバレエの大技を披露した。