SKE48「愛を君に、愛を僕に」公演とは
更新日:2022/12/23
「愛を君に、愛を僕に」公演は、11年ぶりのSKE48オリジナル公演だ。
オリジナル公演とは、およそ12-16曲の新曲で構成された新しい公演のことを差していて、SKE48では「手をつなぎながら」、「制服の芽」、「ラムネの飲み方」に続く、四つ目のオリジナル公演になる。
この「愛を君に、愛を僕に」公演のプロデューサーを務めたのは、「TK」こと小室哲哉氏で、秋元康以外が作った初めてのオリジナル公演となった。
過去のAKB48グループの20を超えるオリジナル公演は、総合プロデューサーである秋元康氏が殆どの曲を作詞し、衣裳や振り付けも監修していたため、小室哲哉がプロデューサーを務めると発表されたときは驚いた。
そして公演曲全16曲も全て、小室哲哉と木根尚登(TM NETWORK)によって書き下ろされており、秋元康氏の作詞した曲は、一曲も見当たらなかった。
振り付けやダンス指導は、全体曲を牧野アンナ、ユニット曲は振り付けユニットのCRE8BOYが担当した。
公演初日 概要
実施日 場所
2022年5月22日 名古屋・栄 サンシャイン栄ビル2階、SKE48シアター。
昼公演&夜公演の2公演で初日公演を行った。
初日公演出演メンバー
※初日時点でチームSの正規メンバーは19名で、昼夜で2名入れ替わって全員初日を迎えた。
昼公演メンバー
青海ひな乃・赤堀君江・荒野姫楓・石黒友月・井上瑠夏・大谷悠妃・上村亜柚香・北川愛乃・坂本真凛・杉山歩南・竹内ななみ・中坂美祐・仲村和泉・野村実代・平野百菜・松本慈子
夜公演メンバー
青海ひな乃・赤堀君江・石塚美月・井上瑠夏・上村亜柚香・北川愛乃・鬼頭未来・坂本真凛・杉山歩南・竹内ななみ・都築里佳・中坂美祐・仲村和泉・野村実代・平野百菜・松本慈子
(昼公演の荒野姫楓、石黒友月、大谷悠妃に替わり、夜公演は石塚美月、都築里佳、鬼頭未来が出演)
愛を君に、愛を僕に公演 セットリスト前半
愛を君に、愛を僕に
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、酒井陽一
いきなり表題曲からスタート。
LIVE MASTER
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、藤田宜久
旅立てジャック
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、酒井陽一
SURFな最近
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、藤田宜久
ユニットブロック
恋せよ乙女 エクスプロージョン!
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、ユキナリショウジ
大谷悠妃、杉山歩南
流星
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、藤田宜久
青海ひな乃、松本慈子、赤堀君江
嵐からの隠れ場所
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、酒井陽一
井上瑠夏、坂本真凛、仲村和泉、石黒友月
Fly me to the universe
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、酒井陽一
野村実代、北川愛乃、竹内ななみ、荒野姫楓
恋するつぼみ
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、日比あやか
平野百菜、上村亜柚香、中坂美祐
愛を君に、愛を僕に公演 セットリスト後半
小悪魔ブルーベリー
作詞:小室哲哉、Yummi、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、わたるスペシャル
LOVE RENOVATION
作詞:小室哲哉、ヒルマ弘、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、藤田宜久
青春Growing
作詞:酒井陽一、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、酒井陽一
ともだち
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、守尾崇
アンコール
リ と マ
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、江草一平
頼りは翼だけだ
作詞・作曲:小室哲哉、編曲:小室哲哉、ユキナリショウジ
マイ・ドリーム
作詞:小室哲哉、藤井徹貫、作曲:木根尚登、編曲:小室哲哉、わたるスペシャル
愛を君に、愛を僕に 全曲ダイジェスト映像
愛を君に、愛を僕に CDアルバム発売のための、前曲ダイジェスト映像。
Documentary オリジナル新公演ができるまで
チームS 新公演が出来るまでを5つのDocumentaryで公開。
#1~衝突、前進~
8期生・9期生・10期生ばかりの若いメンバー中心のチームS。
設立当初、SKE48の一期生二期生を厳しく指導してきた牧野アンナ師が、十年ぶりにSKE48にアンナイズムを叩き込もうとするが、それに応えられないチームSメンバー達。
そして、やろうと言ったことをちゃんとやらないメンバーに激怒して立ち上がる9期生・青海ひな乃。どうなるチームS。
#2~期待、邁進~
ユニット曲ブロックの振り付けと指導をするのは、振り付けユニットCRE8BOY(クリエイトボーイ)の山川雄紀師。振り付けを正確に覚えて踊るだけではダメで、表現力が無く世界観もないと指摘される若いメンバー達。他のアイドルの動画を見て研究しろと告げられる。どうするチームS。
#3~過去を乗り越える為に~
新公演初日まで、あと一週間。牧野アンナ師の稽古場での最後のレッスン。
「振り付けはちゃんとやってるけど、今のままでは何も伝わらない」「身体は動いているが、心は動いていない」「殻が破れていないメンバーが多い」「目が死んでる、やらなくてよい」など厳しい言葉が飛ぶ。
そして目をそらしてばかりの赤堀君江がたった一人で、牧野アンナ師の前に立つ。どうする赤堀君江。
#4~崩れ去る自信~
初日まで、あと3日。SKE48シアターでのリハーサルに臨むチームS。しかしこの公演でセンターを務める青海ひな乃にトラブル発生。酷使し続けた膝が痛みリハーサルに加われず、客席から見とり稽古するのみ。
一方、舞台でのリハーサルを終えたメンバー達は、「楽しかった」と口にするが、それに不満を漏らす牧野アンナ師。「楽しそうにやってるのは分かるけど、お客さんにそれを伝えられるか?この前、7時間のレッスンで初めて到達できたレベルをお客さんに見せられるか?」と問う。そしてゲネプロ1日目が終了した後に、アンナ師は…。
#5~チームSだけの強み~
新公演の前日ゲネプロでも、満足するレベルのパフォーマンスができなかったチームS。そうして不安を抱えたまま初日を迎えるチームSメンバー。開演直前のチームSメンバーの前に、牧野アンナ師が最後の叱咤激励に訪れる。
チームS新公演ドキュメンタリー最終回。