ドキュメンタリー映画「アイドル」とは
更新日:2020/04/28
ドキュメンタリー映画「アイドル」は、2018年11月に公開された、SKE48のドキュメンタリー映画だ。
10周年を迎える名古屋のアイドルグループSKE48の、激動の2018年と世代交代の様子を描く。
ドキュメンタリー映画「アイドル」 予告編
ドキュメンタリー映画「アイドル」 メモ
2015年2月末には、『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』というドキュメンタリー映画が東宝系で公開されてロングランしていたが、その続編ではない。
東宝系の『DOCUMENTARY of 』 シリーズは、2016年にAKB48版が、2019年に乃木坂46版第二弾が公開されているが、その後48グループ版は制作されていない。
一方、SKE48の第二弾のドキュメンタリー映画の制作に乗り出したのは、CSチャンネルでSKE48ゼロポジションを制作しているTBSの映画会社だ。
この映画会社は、イオンシネマとつながりが強く、全国のイオンシネマ、しかも10館程度で公開された。
ゼロポジでは、前年の2017年の夏に「意外にマンゴー」公演を東京と名古屋で同時開催し、その舞台裏をTBSの深夜のドキュメンタリー枠で放送しており、その延長でドキュメンタリー映画が製作されたという感じ。
実際、ゼロポジ公演や雨の中の6期生ライブの模様など、CSチャンネルで放送された映像もたくさん織り込まれている。
映画「アイドル」 あらすじ
映画の冒頭は、SKE48の2期生で、今やSKE48の屋台骨を支える高柳明音と、既に卒業して子どもを生んだばかりの古川愛李から。
そして松井珠理奈(1期生)と須田亜香里(3期生)が紹介され、大場美奈(AKB48の9期生/チームKIIリーダー)がSKE48の低迷状況を語る。
さらに斉藤真木子(2期生/キャプテン)、高柳明音(2期生)、須田亜香里、大場美奈のインタビューを中心に、様々なイベント映像を通して、変化し始めたSKE48の様子が語られる。
ここで現在のSKE48の目標が、二度目のナゴヤドームコンサートの開催であることが示される。
かつてナゴヤドームを満員にした、あのときのSKE48を越えることが、大目標であると。
ところがその先頭に立つハズの1期生の松井珠理奈が、次第に弱さをさらけ出し始める。
というのも今まで支えてくれていた同期の1期生が全て卒業し、精神的に不安定になっていたのだ。
一方、最後輩メンバーも、研究生公演で満足してしまい、上を目指さない問題(8期生問題)が顕在化する。
さいたまスーパーアリーナで数年ぶりに開催されたSKE48単独コンサートでは、練度不足の研究生のポジション間違いなど、様々な問題も起こり、不本意な出来に終わる。
地元の名古屋での全員コンサートでは、なんとか立て直したモノの、ナゴヤドームコンサート開催に暗雲が垂れ込める。
そうした中、6月の第10回AKB48選抜総選挙が地元ナゴヤドームで開催されることになり、松井珠理奈は1位獲得を至上命題とし、自らをどんどん追い込んでいく。
その結果、総選挙前に行われたAKB48グループコンサートでは挙動不審になり、ステージ上でも倒れて運び出されてしまう。
総選挙では見事1位を獲得した松井珠理奈だったが、その代償は大きく、翌日からは休養を強いられることに。
中心メンバーを失ったSKE48は、どうなってしまうのか。
そしてSKE48は、目標のナゴヤドームコンサート開催に、たどり着けるのか。
賛否両論のエンディングは、見逃しても良いよ。
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